シンプルマイナス

シンプルに生きるアラサー主婦。 夫と二人暮らしの出不精主婦。内向的。 シンプルに好きな物と好きな人にだけ囲まれて生きると決めました。 布とミシンと猫とビールが好き。 ミニマリスト。

ユウキロックさんの芸人迷子を読みました。

こんばんは、マイ(@simpleminus )です。

 

 

ずっと読みたいな、でも読むのが辛いな、なんて思っていた本をやっとの事で読みました。元ハリガネロック、ユウキロックさんのご著書“芸人迷子”です。

 

芸人迷子

芸人迷子

 

 

実は私がハリガネロックを知ったのはつい最近のこと。アマゾンプライムでM1グランプリ2001の動画を見て初めて知りました。もちろん優勝したのは中川家。結果は知っていたけれど、その他どんな芸人さんが出ていたのだろう?と思いワクワクして見ていました。

 

 

最終決戦に残ったのは中川家とハリガネロック。結果は知っているけれど、私は優勝はハリガネロックやなぁ〜と思いました。審査員の方々はお笑いのプロ。私のような一般の人とは見るところも、感覚も違うのでしょう。うーん、納得いかない!とモヤモヤしました。

 

 

今もご活躍されているのだろうか?と検索してみると解散の文字を見つけ落胆しました。もうお二人の漫才は見れないのか・・・めちゃくちゃ面白いのに。自信に満ち溢れたハリガネロックに何があったのだろう?

 

 

お笑いなんて見てたら頭悪くなる。私はそんな家庭で育ったのでお笑いはもちろん、テレビもほとんど見ずに育ちました。子供の頃お笑いを見ていたら、きっともっと芸人迷子を楽しむことができたことでしょう。前置きは長くなりましたが本題へ。

 

 

本書はユウキロックさんがハリガネロックを結成する前から結成して解散に至るまでのお笑い業界のこと、ユウキロックさん自身の思い、相方の大上さんとの関係について書かれています。読んだ感想は、才能があるが故、漫才にひたむき過ぎる故の苦悩なのだろう。もし、もしもハリガネロックが最高に面白くないコンビだったらこんなに苦しい思いをしなかっただろうに。向いてなかったよね、違う道に進もうよって言えただろうに。

 

 

もしも〜だったらなんて思っても仕方ないことですが、私は読んでいる間もしも・・・と思わずにはいられませんでした。もしもこの時・・・そんな場面がたくさんあり、この時に戻れないのだろうか?と。何度も何度も思いました。ユウキロックさんの思いの全て、苦悩の全てが描かれていて読んでいて何度も苦しくなりました。面白い、それだけじゃ駄目なのだろうか?と。

 

 

こんな思いを去年もしたな、とふと思い出しました。M1グランプリ2018敗者復活戦を夫と家で見ていた時のこと。普段テレビを見ない私達ですが、M1だけは必ず見ます。出場しているコンビはほとんど知りません。唯一知っていたコンビは前年度M1グランプリの決勝に出場していたミキとマヂカルラブリーだけ。せっかくだから面白いコンビに投票もしよう!と真剣に見ました。

 

 

確実に一番面白かったのはプラスマイナスでした。夫も私も一番の爆笑はプラスマイナス。最初から最後までずーっと面白かったし、決勝に行くのはプラスマイナスだよね、と。初めて知ったコンビだけどラストイヤー。絶対に決勝に行って欲しい!しかしながら決勝に行ったのはミキ。

 


プラスマイナス 敗者復活戦鉄板ネタ

 

もちろんミキは実力も人気もある面白いコンビだけど。私の主観ではあの時の一番はプラスマイナスでした。面白いだけじゃ駄目なのだろうか?時の運もあるだろうけれど、どうして・・・やりきれなくて苦しい。そんな思いで見ていました。

 

 

芸人迷子にはユウキロックさんという芸人さんが、漫才と真剣に向き合い続けた時間の全てが集約されていました。人が一生懸命に生きる様は美しい。改めてそう思います。お笑い好きの方も、そうでない方にもオススメの一冊です。