シンプルマイナス

シンプルに生きるアラサー主婦。 夫と二人暮らしの出不精主婦。 シンプルに好きな物と好きな人にだけ囲まれて生きると決めました。 布とミシンと猫とビールが好き。 ミニマリスト。 必要最低限の物で旅に出る、ミニマム旅行好き。

時を超えて読みたい本。

こんばんは、マイ(@simpleminus )です。

 

 

最近図書館通いを始めました。図書館にいると不思議で、読みたい本が次から次へと出てきます。自分が生きている間に気になる本は全部読みたい!最近は少しでも時間があれば本を読む生活をしています。

 

 

そしてふと読みたい本が浮かびました。しかしながらその本は亡くなった父の本棚から子供の頃にこっそりと読んだ本。しかももう20年以上も前の話。題名も著者名も分からない。ただなんとなく、内容は覚えていました。

 

ネットで色々調べてみても出てこない。手掛かりもない。どうしてもどうしても読みたいので、ツイッターで朧げな記憶を頼りにお願いをしました。

 

 

たくさんの方が目を通して下さり、リツイートして下さり、リプして下さり。ツイッターの皆様は本当に優しい。色々な記憶を辿り、父が好きそうな作家さんの名前を辿り、アレコレ探して見つけました。

 

ミステリー大全集 (新潮文庫)

ミステリー大全集 (新潮文庫)

 

 

この本の中の井沢元彦さん著のオクタビアヌスの手紙でした。この本の表紙を見たときに、これは!と思い目次を見て確信しました。この本を小学生の頃にこっそり読み、怖いのに先が気になり没頭して読んだこと。そして夜一人で眠れなくなり父に一緒に寝てほしいとお願いしたこと。怖いのに何度も何度も読み直したこと。

 

 

父は7年前に亡くなりました。両親が離婚したこともあり、父とはもう何年も会っていませんでした。父には文字通り何もしてあげれませんでした。親不孝な娘です。父が亡くなってから、仕事以外の時間はずっと泣いていました。苦しくて悲しくて、父に何一つしてやれなかった自分を毎日責めていました。

 

 

7年の時が過ぎ、父のことを思い出すことは確実に減りました。でも、この本のおかげで何だか父を少し近くに感じることができました。この本は今から約30年前に発売された本。恐らく今の私と同じくらいの歳の父が読んでいたんだと思います。

 

 

父はこの本を読んで、どう思ったのだろう?どこで読んでいたのだろう?どの作品が一番好きなんだろう?そんなことを今日一日考えていました。私と同じように怖いけれど先が気になっていたのだろうか。それともワクワクしながら読んでいたのだろうか。夜眠れなくなったのだろうか。次父に会ったときに聞いてみようと思います。